4月11日のポップUPで女優の綾瀬はるかさんがおススメの食べ物を紹介してくださいました。
最初「デコポン」と言われ、すぐに「しらぬい」と言い直されました。
デコポンとの発言から柑橘類とはわかりますが、
綾瀬さんがおススメの「しらぬい」って何?食べ方は?値段やどこで買えるの?
そんな疑問にお答えします。
しらぬいは柑橘類、デコポンとは違うの?
「しらぬい」って何?
という疑問からお答えいたします。
「しらぬい」は柑橘類の1種で、
温州ミカンとトロビタオレンジの交配でできた「清見」と、
マンダリンオレンジの変種「ポンカン」との交配でできた品種です。
歴史は古く、早くは1972年に長崎県で誕生しました。
しかしその際は外見上の弱点が多く、品種登録はされませんでした。
その後、熊本県宇土郡不知火町に苗木が渡ったことから「しらぬい」との品種で栽培が始まりました。
「しらぬい」が柑橘類ということは分かりましたが、
見た目はヘタの所が出っ張っていて、まるで「デコポン」。
「デコポン」とは何が違うの?
答えは、
「しらぬい」は「デコポン」と同じ品種なんです。
では何故呼び方が違うの?
「しらぬい」は先ほど申し上げたように不知火地域で栽培された品種のこと。
一方「デコポン」には全国統一基準が設けられています。
「しらぬい」の中でも糖度13度以上、酸度1以下の基準を満たしているものが「デコポン」と名乗ることができます。
その他にも農協に加盟していない農家さんのものは「デコポン」を名乗れません。
結論
「しらぬい」と「デコポン」は同じもの。
「デコポン」は「しらぬい」の中の基準をクリアーしたもの。
※「しらぬい」だけが「デコポン」になるわけではなく、産地によってさまざまな品種がありますが、その中で基準をクリアーしたものが「デコポン」と呼ばれます。
気になるお味は?
「しらぬい」は酸味が強くなく、ジューシーな味わいもありそのまま食べても十分美味しいフルーツです。
先ほども述べましたが、「しらぬい」の中で糖度が13度以上のものが「デコポン」。ということは、糖度12度の「しらぬい」も存在するのが理屈です。
糖度が高ければ甘いということではありませんが、スイカの平均糖度が10~12なので、同程度の美味しさと言えるのではないでしょうか。
※もう一つの要素、酸味が関係してくるので、糖度が高ければ甘いとは一概には言えません。
しらぬいの食べ方は?
皆さんはミカンやオレンジはどうやって食べますか?
ミカンは手で皮を剥いて、オレンジは半分に切ってなどそれぞれに食べ方はありますよね。
「しらぬい」は皮が柔らかく、手で簡単に剥くことができます。
剥き方は、
①ヘタの出っ張っている部分を丸ごと取ります。
②空いた穴から指を入れて、ヘタのほうから向いていきます。
これだけで上手に剥くことができます。
私はミカンは後ろから剥く派ですが、「しらぬい」はヘタから剥いたほうが良いですね。
中の薄皮も柔らかいのでそのまま食べることができます。
そのまま食べても、ジュースにしても、ジャムにしてもおいしくいただけます。
しらぬいの値段は、どこで買えるの?
気になるのは値段ですよね。
通販などでは1.5キログラムで2,000円程度、
5キログラムで5,000円弱のお値段です。
1玉250グラム前後なので、1.5キログラムで5~6玉食べれるのではないでしょうか。
まとめ
綾瀬はるかさんがおススメのフルーツ「しらぬい」はいかがでしたしょうか。
ミカンやオレンジという名前は知っていても、「しらぬい」なんて品種名まではなかなか知らない方も多いのではないかと思います。
「しらぬい」は出っ張っている所がお相撲さんの髷に見えることから、アメリカでは「スモウ・シトラス」の名前で出回っていて人気だそうですよ。
調べてみるといろいろ面白いこともわかりますよね。
さっそく娘にも教えてあげます。
学校でみんなに自慢げに話す姿が思い浮かびます。
甘くてジューシー、爽やかな酸味があるフルーツ「しらぬい」
是非皆さんもお召し上がりくださいね。
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